カルロス・イドゥン・タウィア|須田 一政|浅間国際フォトフェスティバル2024 PHOTO MIYOTA
MMoP
「浅間国際フォトフェスティバル2024 PHOTO MIYOTA」よりカルロス・イドゥン・タウィア氏、須田 一政氏の展示作品をご紹介いたします。
カルロス・イドゥン・タウィア | Carlos ldun-Tawiah
〈Sunday Special〉
本作は、ガーナのキリスト教を仰する家庭で育ったイデウン・タウィア氏が自身の家族アルバムを丹念に観察し、記憶のレクイエムとして演出し撮影したシリーズです。ある写真では姉妹がリビングルームに集まって互いの髪型や服装を整えたり、別の写真では、少年が床屋で頭を剃られ、その背後には身だしなみを整えるカップルの姿が見られます。「より一般的な視点から日曜日のエトス(いつもの場所)を強調しようと試みた」という彼の言葉が示すように、時代考証によって描かれたコミュニティ、没入感のある衣装やセットを採用し、記憶の中にありながら手の届かない直感的な心象を呼び起こします。
須田 一政 | Issei Suda
〈風姿花伝/ Fushikaden〉
関東近辺や東北など、旅先で撮影した写真をまとめた「風姿花伝」シリーズは、1975年から77年にかけて『日本カメラ』で不定期連載されました。1978年に須田氏の初写真集として行され、以降、彼の代表作として長きにわたって親しまれており、2012年には未掲載の38点を加えた完全版が刊行されています。お祭りで出会った人々、道端に佇む子どもたち、ふとした日常風景・・・・・・須田氏の手にかかるとどんな日常でも、彼にしか撮れない不可思議な一瞬がそこに立ち現れます。日常と非日常の間をとらえ、「異界をのぞく」と評される彼の独特なまなざしが、どの写真にも宿っています。
こちらの屋外作品はターポリンにてプリントし、非内照のファブリックフレームにて展示しました。
カルロス・イドゥン・タウィア | Carlos ldun-Tawiah
〈Sunday Special〉
本作は、ガーナのキリスト教を仰する家庭で育ったイデウン・タウィア氏が自身の家族アルバムを丹念に観察し、記憶のレクイエムとして演出し撮影したシリーズです。ある写真では姉妹がリビングルームに集まって互いの髪型や服装を整えたり、別の写真では、少年が床屋で頭を剃られ、その背後には身だしなみを整えるカップルの姿が見られます。「より一般的な視点から日曜日のエトス(いつもの場所)を強調しようと試みた」という彼の言葉が示すように、時代考証によって描かれたコミュニティ、没入感のある衣装やセットを採用し、記憶の中にありながら手の届かない直感的な心象を呼び起こします。
須田 一政 | Issei Suda
〈風姿花伝/ Fushikaden〉
関東近辺や東北など、旅先で撮影した写真をまとめた「風姿花伝」シリーズは、1975年から77年にかけて『日本カメラ』で不定期連載されました。1978年に須田氏の初写真集として行され、以降、彼の代表作として長きにわたって親しまれており、2012年には未掲載の38点を加えた完全版が刊行されています。お祭りで出会った人々、道端に佇む子どもたち、ふとした日常風景・・・・・・須田氏の手にかかるとどんな日常でも、彼にしか撮れない不可思議な一瞬がそこに立ち現れます。日常と非日常の間をとらえ、「異界をのぞく」と評される彼の独特なまなざしが、どの写真にも宿っています。
こちらの屋外作品はターポリンにてプリントし、非内照のファブリックフレームにて展示しました。
会 期:2024年7月20日(土)から9月16日(月・祝)
会 場:MMoP(モップ)|(住所)〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
主 催:浅間国際フォトフェスティバル2024 PHOTO MIYOTA実行委員会