岡田舞子|大谷臣史|浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA
「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」より岡田舞子と大谷臣史の作品をご紹介いたします。
オランダを拠点に活動する大谷臣史による本作は、日本からヨーロッパへ輸出された文化に興味を持ったことでスタートした、コスプレに焦点を当てたプロジェクトです。 ヨーロッパにおけるコスプレ事情は成熟しているのですが、 “かりそめのヒーロー”たちの真髄はその完成度よりもむしろ独特の「妥協感」にあるのではないかと大谷は考えます。 彼らの内面をあぶり出すアプローチを試みたこれらのポートレイトは、 表層を写したステレオタイプのコスプレ写真を逸脱し、ダイアン・アーバスが撮影した「シンデレラ城」の住人のようにも思えるのです。
岡田舞子は、日常生活の中での気づきを起点に、独自の手法でその問いの本質に迫る作品を発表してきました。本作〈Cell〉は、ラッシュアワーの混雑した電車の中から外の景色を見ていた岡田が、マンションの明かりにふとカメラを向けたのがきっかけとなったシリーズです。柔らかな光のドットの多くは規則的に並んでいますが、時折明かりが消えているところもあります。光と暗闇しか写っていない抽象的なイメージ群は、東京という過密空間の中にもそれぞれの暮らしがあり、私たちもそんな都市の細胞のひとつであると気づかせてくれます。
どちらの展示もアルミ複合板にUVダイレクトプリントにて作品を制作いたしました。
▼「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」開催概要
会 期 : 2023年7月15日(土)から9月3日(日)
水曜日定休(8月16日(水)を除く)*屋外展示は自由にご覧いただけます
時 間 : 10:00~17:00(屋内展示の最終入場:16:30まで)
会 場 : MMoP(モップ)|(住所)〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
入場料 : 一部有料1,000円(一部建物のみ有料、中学生以下無料)
お問合せ: info@asamaphotofes.jp
オランダを拠点に活動する大谷臣史による本作は、日本からヨーロッパへ輸出された文化に興味を持ったことでスタートした、コスプレに焦点を当てたプロジェクトです。 ヨーロッパにおけるコスプレ事情は成熟しているのですが、 “かりそめのヒーロー”たちの真髄はその完成度よりもむしろ独特の「妥協感」にあるのではないかと大谷は考えます。 彼らの内面をあぶり出すアプローチを試みたこれらのポートレイトは、 表層を写したステレオタイプのコスプレ写真を逸脱し、ダイアン・アーバスが撮影した「シンデレラ城」の住人のようにも思えるのです。
岡田舞子は、日常生活の中での気づきを起点に、独自の手法でその問いの本質に迫る作品を発表してきました。本作〈Cell〉は、ラッシュアワーの混雑した電車の中から外の景色を見ていた岡田が、マンションの明かりにふとカメラを向けたのがきっかけとなったシリーズです。柔らかな光のドットの多くは規則的に並んでいますが、時折明かりが消えているところもあります。光と暗闇しか写っていない抽象的なイメージ群は、東京という過密空間の中にもそれぞれの暮らしがあり、私たちもそんな都市の細胞のひとつであると気づかせてくれます。
どちらの展示もアルミ複合板にUVダイレクトプリントにて作品を制作いたしました。
▼「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」開催概要
会 期 : 2023年7月15日(土)から9月3日(日)
水曜日定休(8月16日(水)を除く)*屋外展示は自由にご覧いただけます
時 間 : 10:00~17:00(屋内展示の最終入場:16:30まで)
会 場 : MMoP(モップ)|(住所)〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
入場料 : 一部有料1,000円(一部建物のみ有料、中学生以下無料)
お問合せ: info@asamaphotofes.jp