高精細ラインスキャン

高精細ラインスキャン

はじめまして。FLAT LABOディレクターの大塚です。
今回は主に私が担当しております「高精細スキャン」についてお話しさせて頂きます。



皆さまが想像されるスキャナーは、いわゆる「フラットベット型」と呼ばれるもので、原稿をガラス面に直接触れさせ蓋を閉じ、外から光が入らないようにしてスキャンするタイプかと思います。(コンビニのコピー機の様なスタイル)

FLAT LABOで使用しているスキャナーは「非接触型ラインスキャナー」と呼ばれるもので、原稿に直接触れることなくスキャンを行う事が可能なタイプとなります。


原稿に触れることがないので、劣化の進んでいる貴重な作品や、油絵の様な表面がフラットではない作品のスキャンも可能となります。
また、スキャンカメラと光源となるLEDが一緒に移動することにより、光のムラなく美しくスキャンを行うことが出来ます。

本機は備え付けのスキャナーではない為、本体を運び出し、美術館やギャラリーにて移動が困難な作品のスキャンを行うことも可能です。
また、スキャナーを横移動させたり、台に乗せて高さを変えたりすることにより、基本的にはサイズに制限無くスキャンを行うことが出来ます。

過去には5×3mの作品をスキャンした実績もございます。
西野壮平/オリジナル作品スキャニング

今回はスキャナーの主な部分をご紹介致しました。
次回からはスキャナーのスペックや実用例を交えて、利用方法などをご紹介したいと思います。

text by 大塚 桂輔

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