Antony Cairns|濵本奏|浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA
「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」より作品をご紹介いたします。
まずはAntony Cairnsの作品です。
ロンドン、ロサンゼルス、東京などを夜に彷徨いながら写真を撮り、〈CTY〉と題するプロジェクトを続けるアーティスト。自ら現像した抽象的で美しいイメージは、SF的なディストピア(反理想郷)を想起させます。今回展示する《PXL CTY》でも、一般的には時代遅れとされている技術を用いて写真や映像に着色したり、歪めたりしながらイメージを再構築し、あえて読み取りにくくすることで、近未来的な虚構の都市を創出しています。実験的な映像は、観る者に都市と人間の関係性、私たちの都市に対する認識について批評的に問いかけてくることでしょう。
次に濵本奏の作品です。
実体を持たない儚い亡霊のようなランドスケープとポートレイトで構成されたシリーズ〈midday ghost〉。濵本奏は、たいてい夜に出ると考えられている幽霊の存在を、白昼に感じることがあると言います。濵本が考える「幽霊」とは、現実に紛れこんだ非現実的な一瞬のことを意味し、それらを「midday ghost」と定めました。例えば、西日の反射や水紋、風に揺れる髪などの「真昼の幽霊」を、シャッターを押すことで捕まえたのです。時間のかけらをとらえた心地よいスナップは、私たちが時とともに忘れてしまっていた、まるで幻のような記憶を呼び起こすことでしょう。
▼「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」開催概要
会 期 : 2023年7月15日(土)から9月3日(日)
水曜日定休(8月16日(水)を除く)*屋外展示は自由にご覧いただけます
時 間 : 10:00~17:00(屋内展示の最終入場:16:30まで)
会 場 : MMoP(モップ)|(住所)〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
入場料 : 一部有料1,000円(一部建物のみ有料、中学生以下無料)
お問合せ: info@asamaphotofes.jp
まずはAntony Cairnsの作品です。
ロンドン、ロサンゼルス、東京などを夜に彷徨いながら写真を撮り、〈CTY〉と題するプロジェクトを続けるアーティスト。自ら現像した抽象的で美しいイメージは、SF的なディストピア(反理想郷)を想起させます。今回展示する《PXL CTY》でも、一般的には時代遅れとされている技術を用いて写真や映像に着色したり、歪めたりしながらイメージを再構築し、あえて読み取りにくくすることで、近未来的な虚構の都市を創出しています。実験的な映像は、観る者に都市と人間の関係性、私たちの都市に対する認識について批評的に問いかけてくることでしょう。
次に濵本奏の作品です。
実体を持たない儚い亡霊のようなランドスケープとポートレイトで構成されたシリーズ〈midday ghost〉。濵本奏は、たいてい夜に出ると考えられている幽霊の存在を、白昼に感じることがあると言います。濵本が考える「幽霊」とは、現実に紛れこんだ非現実的な一瞬のことを意味し、それらを「midday ghost」と定めました。例えば、西日の反射や水紋、風に揺れる髪などの「真昼の幽霊」を、シャッターを押すことで捕まえたのです。時間のかけらをとらえた心地よいスナップは、私たちが時とともに忘れてしまっていた、まるで幻のような記憶を呼び起こすことでしょう。
▼「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」開催概要
会 期 : 2023年7月15日(土)から9月3日(日)
水曜日定休(8月16日(水)を除く)*屋外展示は自由にご覧いただけます
時 間 : 10:00~17:00(屋内展示の最終入場:16:30まで)
会 場 : MMoP(モップ)|(住所)〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
入場料 : 一部有料1,000円(一部建物のみ有料、中学生以下無料)
お問合せ: info@asamaphotofes.jp