フランソワ・プロスト|Gentlemen’s Club」展|アニエスベー ギャラリー ブティック
アニエスベー ギャラリー ブティックにて3月18日(土)から4月16日(日)まで、フランス人フォトグラファーのフランソワ・プロストによる個展「Gentlemen’s Club」が開催中です。
FLATLABOではプリンティングディレクター霊山が作品の一部を制作させていただきました。
フランソワ・プロストは2019年、マイアミからロサンゼルスまでアメリカを東西に車を走らせ横断し、ストリップクラブを撮影したシリーズ「Gentlemen’s Club」を制作しました。本展では、シリーズを記録した写真集『Gentlemen’s Club』(Fisheye、2021年)より、29点の作品とそのロードトリップの様子を記録した映像を展示します。
本シリーズでプロストがカメラを向けているのは、道路沿いや、スーパーマーケットやトイストアの隣に建てられた白昼のストリップクラブのファサードです。中距離から撮影された画面には、ネオンの派手な輝きも、パーティーを楽しむようにやってくる人たちの姿もなく、幾何学的なフォルムの外観と、強い太陽の光に一層映えるパステルカラーがニュートラルに写しだされます。
プロストは保守的かつ極端なピューリタニズムで知られているこの地域で、セクシュアリティやジェンダーを感じさせる場所を記録することに面白さを感じたという。店の名前、タイポグラフィー、色彩といったファサードを構成する要素、白昼堂々と通う人々の階層を見つめることで社会学的な一面を浮き彫りにし、同時に現実なのか虚構なのか分からなくなるほどノスタルジックかつファンタジックに撮られた建物の写真を通し、我々の矛盾や先入観をユーモラスに問い直します。
アーティストプロフィール
1980年リヨン生まれ、パリ在住の写真家、グラフィックデザイナー、アートディレクター。
写真家として、フランス国内のナイトクラブのファサードや、アメリカの銃販売店、チャイニーズスクーター(防寒や雨除けを被せた中国のスクーター)、ヨーロッパのステレオタイプを模倣した中国の外観を撮影した作品を制作しており、国際的メディア(BBC、CNN、National Geographic、M le Monde、Sunday Times Magazine)から賞を受け、取り上げられている。
『Gentlemen’s Club』ほか、これまでに出版した写真集に、『After Party』 (Headbangers Publishing、2018年)、『Paris China』(Hoxton Mini Press、2020年)、主な作品出展にParis Photo(フランス、パリ)、Rencontres d’Arles(フランス、アルル)、Arts Souterrains Montreal(カナダ、モントリオール)、Villa Noailles(フランス、イエール)がある。2018年に本国アニエスベーにて展示を行っており、本展でも展示される作品『tabu』がプリントされたTシャツは、アニエスベージャパンでも発売されている。
展示概要
会場:アニエスベー ギャラリー ブティック
東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F
会期:2023年3月18日(土) – 4月16日(日) [無休]
時間:12:00 – 20:00
協力:株式会社フラットラボ
FLATLABOではプリンティングディレクター霊山が作品の一部を制作させていただきました。
フランソワ・プロストは2019年、マイアミからロサンゼルスまでアメリカを東西に車を走らせ横断し、ストリップクラブを撮影したシリーズ「Gentlemen’s Club」を制作しました。本展では、シリーズを記録した写真集『Gentlemen’s Club』(Fisheye、2021年)より、29点の作品とそのロードトリップの様子を記録した映像を展示します。
本シリーズでプロストがカメラを向けているのは、道路沿いや、スーパーマーケットやトイストアの隣に建てられた白昼のストリップクラブのファサードです。中距離から撮影された画面には、ネオンの派手な輝きも、パーティーを楽しむようにやってくる人たちの姿もなく、幾何学的なフォルムの外観と、強い太陽の光に一層映えるパステルカラーがニュートラルに写しだされます。
プロストは保守的かつ極端なピューリタニズムで知られているこの地域で、セクシュアリティやジェンダーを感じさせる場所を記録することに面白さを感じたという。店の名前、タイポグラフィー、色彩といったファサードを構成する要素、白昼堂々と通う人々の階層を見つめることで社会学的な一面を浮き彫りにし、同時に現実なのか虚構なのか分からなくなるほどノスタルジックかつファンタジックに撮られた建物の写真を通し、我々の矛盾や先入観をユーモラスに問い直します。
アーティストプロフィール
1980年リヨン生まれ、パリ在住の写真家、グラフィックデザイナー、アートディレクター。
写真家として、フランス国内のナイトクラブのファサードや、アメリカの銃販売店、チャイニーズスクーター(防寒や雨除けを被せた中国のスクーター)、ヨーロッパのステレオタイプを模倣した中国の外観を撮影した作品を制作しており、国際的メディア(BBC、CNN、National Geographic、M le Monde、Sunday Times Magazine)から賞を受け、取り上げられている。
『Gentlemen’s Club』ほか、これまでに出版した写真集に、『After Party』 (Headbangers Publishing、2018年)、『Paris China』(Hoxton Mini Press、2020年)、主な作品出展にParis Photo(フランス、パリ)、Rencontres d’Arles(フランス、アルル)、Arts Souterrains Montreal(カナダ、モントリオール)、Villa Noailles(フランス、イエール)がある。2018年に本国アニエスベーにて展示を行っており、本展でも展示される作品『tabu』がプリントされたTシャツは、アニエスベージャパンでも発売されている。
展示概要
会場:アニエスベー ギャラリー ブティック
東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F
会期:2023年3月18日(土) – 4月16日(日) [無休]
時間:12:00 – 20:00
協力:株式会社フラットラボ