展示への道のり(額装道具編②)

展示への道のり(額装道具編②)

こんにちは。FLATLABOの鴫原です。
私の個展開催に伴いブログでも展示の過程を記事にしていきます!
展示作品の制作はもちろん全てFLAT LABOで行なっております。

前回に引き続き、額装で使う道具をご紹介していきます。

まずは手袋です。

額装中は手袋の着用がおすすめです。指紋や油脂がアクリル・プリントに付着すると厄介です。
また、アルミフレームやアクリルは断面が鋭利なので手の保護にも有効です。 白手袋を着用して額装される方が多いかと思いますが、私は最近ゴム手袋に切り替えました。繊維などが発生する心配もありませんし、細かいネジも滑ることなく掴めます。

続いてエアーコンプレッサー。
しぶとい繊維やチリを吹き飛ばしてくれます。風の強さを調整できるので、弱風からスタートさせましょう。風が強すぎるとホコリと一緒に大切なプリントも吹き飛んでしまいます。
ですがご家庭にエアーコンプレッサーはないと思いますので市販のブロアーで十分です。


最後にご紹介するのは静電気防止剤とポリエステルワイパー。
アクリルに付着した汚れに対する最終手段です。どうしても取れない繊維やチリは拭き取ってしまうしか他ありません。 適量の静電気防止剤を染み込ませ、素早く優しく拭き取りましょう。 強く拭いてしまうとアクリルに傷がつく原因となります。

ホコリはどれだけ気をつけていても入り込んでしまうもの。
技術や道具より大切なものは根気強さかもしれません。


次回はみなさんお待ちかねのマット加工に関する記事を更新予定です。
プリントや額の選定、額装作業まで全てがFLAT LABOで完結します。制作のご依頼お待ちしています!
日々の生活に彩りを、展示はおしゃれにかっこよく。
ぜひお気軽にご相談ください。

Text by 鴫原薫

おすすめの記事

グレージングバック額装のご紹介

グレージングバック額装のご紹介

まずはお気軽にお問い合わせください

プリントや額装方法、費用感など、
知識・経験豊富なディレクターが丁寧にお応えします。